思考術

【治す必要はない】HSPの生存戦略

kamonegi08

HSPという、細かい事が気になってしまって生きづらさを感じる人が5人に1人いると言われている。

僕も言われてみればHSPの特徴にあてはまっているから多分、そうだろう思う。

確かに無駄に物事を深く考えてしまって、相手の裏で考えている事とか考えて疑心暗鬼になってしまうことが多い。

でも僕自身はHSPとか繊細な自分が嫌いなわけじゃない。

むしろ、細かい所に気づけるのは長所だし、ストレスが溜まる事が嫌だから予習や事前準備を怠らないのはメリットでしかない。

HSP、繊細な人間はその性質を活かせば楽しく生きる事が出来る。

リン
リン
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転職するのが面倒臭い社会人8年目の高卒工場勤務、既婚で子供はなし。 生活や社会人生活に役立つ知識や考え方を発信していきたいと思ってます。
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自分の心の状態に気付ける

自分の心の状態に気づいてない人は意外と多い。

疲れていても無理をしてしまうから鬱状態になってしまうし、立ち直れないくらい精神を追い込んでしまう。

でも自分の心が繊細だからこそ、常に自分のメンタルを気にしている。

だから僕は疲れていたら、定時で帰ったり、有給を取って好きな事をして、疲れる1歩手前で休む事が出来る。

その結果、今はストレスフリーで会社員として働いてブログ記事を書くことが出来ている。

自分と対話して自分の状態を常に確認できるのは人生で大きな武器になる。

周りが気になる=分析力

周りと違うことをしている、周囲に溶け込めているか気になると言うのは言い換えれば環境の分析力が高いとも言える。

人間はどうしても比較してしまう生き物だから、分析力が高すぎて周りをついつい見て自分と比較してしまう。

僕も仕事中に周りがどうやって仕事をしているかを気にしてしまう。

でも、そのおかげで仕事のやり方を真似したり、自分流にアレンジして活かす事で仕事をスムーズに進めている気がしている。

言動の細かいところから、信用できる人間かどうかを判断することが出来るし分析力は高いに越したことはない。

逃げる場所を確保しておく

HSPは疲れたりストレスを感じると1人になりたいとと思う人が多いと思う。

自分一人になるために家にいようとしても家族がいる事もあるし、なんだか気分が落ち着かない事もある。

そんな時のために物理的に人と距離を取れる「逃げ場所」を作っておくべき。

僕の場合だったら疲れた時にジム、プール、漫画喫茶、銭湯などに行くと決めている。

何だかんだ人間は何かに依存しないと生きていけない生き物だと思っている。

その依存先が1つしかないから、それを失うのが怖かったり、異常に執着してしまう。

依存先を複数作って「ここがダメならあっちに行けばいい」と思えば楽に生きることが出来る。

危機回避能力が高い

話す言葉や、行動に移そうと思う時にHSPの人間は慎重になりやすい。

自分の予想外の事が起きるとストレスを感じてしまうから常に先の事を考えたり、どんなリスクがあるのかを考えることができる。

周りを見ていると割と大きな決断をする時に何も考えずに決めているという人間は結構いる。

何も考えずにローンを組んだり、何となく嫌だから会社を辞めたりしている人を見ると僕は「マジか」と衝撃を受ける。

人生を左右するような決断をする時に、受けられるメリットは何か?リスクは無いのかを考えることが出来るのは立派な才能。

今に集中する

HSPは先の事ばかり考えてしまって、不透明な未来に不安を覚えてしまう。

でも未来なんて誰にも分からないし、未来の為に出来ることは今行動すること以外には無い。

何もせずにグルグル思考がまとまらないから余計不安になってしまう。

例えば、僕はゲームをするのが好き。

ゲームをしている最中に、増税の事とか将来の事なんて考えることは無い。

現実逃避と言われればそうかもしれないけど、不安になっている精神状態よりは全然マシ。

今に夢中になっていれば、自然と未来の事を考える暇はなくなる。

人と距離を取る

HSPの人は怒っている人がいたり、大きな物音がすることがすごいストレスになる。

僕も昔、よく怒るおじさんがいた時は「いつ爆発するんだろうか」と不安になっていた。

色々考えた結果、物理的、精神的に距離を置くしかないと考えた。

物理的に距離を取るのは、そのままの意味で距離を取れば関わることは無い。

精神的に距離を取るのは、冷めた感じで見たり、嫌な相手はドン引きしてみると1歩引いて相手を見ることが出来る。

相手と距離が近いから自分に近しい人間と勘違いしてついつい相手にしてしまう。

芸能人と自分を比べないのと同じで「この人とは違う」と思えることが出来れば人間関係の悩みは減る。

HSPを利用する

HSPで悩んで治したいと思うかもしれないけど、どうせならHSPを楽しんでみてもいいかもしれない。

上にも書いたけど、僕も周りが気になりがちだったけど、逆手にとって周りを分析したり、人間観察をするのが面白くなってきた。

他にもHSPの人の特徴として「感受性が豊か」という特徴がある。

つまり、映画、音楽、芸術、本などを人より楽しむ事が出来る人が多い。

僕も良い歌詞、文章、台詞とかを探すのが好きだから当てはまっていると思っている。

しかも、これらの趣味はほとんどお金がかからない。

映画もサブスクで高くても1000円くらいだし、本も図書館を使ったりKindle Unlimitedで読むことも出来る。

音楽もほとんどYouTubeで無料で聞くことが出来る。

自分がHSPだと落ち込むよりHSPを楽しんでみてもいいかもしれない。

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転職するのが面倒臭い社会人8年目の高卒工場勤務、既婚で子供はなし。 生活や社会人生活に役立つ知識や考え方を発信していきたいと思ってます。
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