【俯瞰力】自分の事を客観視するには?
自分の事を客観視した方がいい、俯瞰して見れるようになった方がいい、なんて聞いた事あると思う。
どうしても自分目線で語りたくなるし、自分にとって理解できないことを許すのって難しい。
だから今回は自分を客観視する方法について紹介する。
自分を客観視する事が出来れば日常でストレスを感じる事が減る。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
過大評価をする
自分を客観視出来ていない人は過大評価をしがちになる。
職場の仕事が出来ない人間ほど自信満々で態度がデカくて横柄になりがち。
僕も、昔は仕事が出来ないクセにあんな自信満々なんだろうと考えた時があった。
でも本当に有能な人間は上昇志向があって謙虚だから自己主張は控えめだと気付いた。
仕事が出来るから態度がでかいナルシストタイプもいる。
でも経験上、指で数えるほどしか見た事ないからあまりいないと思っている。
自分の気持ちはどうでもいい
自分を大事にする事が重要なのに、自分の気持ちはどうでもいいとか矛盾してる。
でも自分の気持ちのせいで、マイナスな感情が生まれるなら自分の気持ちを手放した方がいい。
職場でも仕事をしない人間にムカついたりすると思う。
でも職場で仕事をしない人間に対しても仲良く話している人もいる。
自分が仕事を真面目にやる事を執着しているせいで、仕事をしない人間は自分を否定するように感じてしまう。
世の中の事は大体はどうでもいい事だと思うことが出来れば自分の執着を手放すことが出来る。
事実だけを受け入れる
彼女と別れた時に気分が落ち込んでしまうのは仕方ない。
でも現実に起きた事は彼女と別れたという現象だけ。
なのに、「もう自分は一生彼女を作れない」「独りで生きていくしかない」みたいにマイナスな感情が勝手に生まれてしまう。
彼女と別れたなら、合わない彼女と結婚しなくてよかった、この経験を活かして次の彼女をゲットすると考えた方がいい。
人間は取らぬ狸の皮算用をしている事が多い。
手に入れたつもりになってしまっているから失った時に絶望してしまう。
思想が強いけど、この世にある物は全て神様から借りていると思った方が失った時に神様に返したという感覚になれる。
読書をする
散々YouTuberがが言っているけど、本の中身は他人の意見や考え方を凝縮されている知識の塊。
僕はただの会社員でしかないから、会社員の目線でしか物事を見ることが出来なかった。
しかし本を書いているのは社長、芸能人、自営業、フリーターみたいに多種多様な人間。
様々な人間の考え方や頭の中を覗くには本を読むしかない。
行動を可視化する
自分の行動を客観視する簡単な方法は1日の行動や、感情を紙やスマホのメモに記録しておくこと。
1日の行動とか、その時思った事ってすぐに忘れてしまう。
メモに書き残しておけば後で見返すことができる。
時間が経てば自分の行動や考え方を客観的に見る事が出来る。
自分の1日の時間の使い方とか、感情や考え方のクセを見直す事が出来れば、自分のストレス軽減に繋がる。
客観視するにはメモを残すことが1番簡単。
一旦受け入れる
仕事でも意味が無いと思えるような指示や仕事を命令させる事がある。
そうした時に、意味が無い、コスパ、タイパが悪いからと言って拒否していれば新しい景色は見えてこない。
そのせいで、自分の発想以上の事が思いつかないから仕事でも成長できない、つまらないという感情が生まれてしまう。
理解が出来ない事も一旦受け入れて挑戦してみることで成長だったり、悩みに対する解決の糸口が見つかったりするもの。
相手の立場を考える
仕事で無能な上司が意味不明な指示をしてくる事があると思う。
それに対して「アイツはバカ」と勝手に決めつけてしまう。
しかし、その上司だって上から言われているかもしれないし、自分の成長を考えて仕事を与えているかもしれない。
真意は不明だけど、理不尽な事、ムカつくことがあったら、まずはなぜ相手がそんな事を言ってきたのかを分析した方がいい。
分析している間に怒りやマイナスな感情は消える。
物事を分析するという行為は、一旦、目の前の嫌な事から逃げるのに効果的。
プレゼンが上手くなる
自分の目線でしか物事を考えることが出来ないとプレゼンが下手になる。
他人へのプレゼンをする時に自分にとってのメリットしか語らなければ他人に刺さることは無い。
プレゼン能力が必要ないと思う人もいるかもしれないけど、プレゼン能力はプライベートでも役に立つ。
僕は昔、リビングに昇降テーブルを置きたい時があった。
僕目線は、腰痛が軽減されるし、床に座らなくてもご飯が食べれるみたいにメリットがあった。
でも、このメリットは自分にとってのメリットでしかないから妻には全く刺さらなかった。
そこで、昇降テーブルでご飯を食べれば、姿勢が良くなって太りにくくなるとプレゼンしたらすぐに買う事を許可してくれた。
自分にとってのメリットは相手にとってのメリットではない。
だからこそ、相手目線に立つことで相手のメリットを強調すればプレゼンは上手くなる。
仕事でも私生活でもプレゼン力は役に立つ。
まとめ
自分を客観視する事が出来れば、問題を解決する力を身につけることが出来る。
人間は目の前に問題があるとついつい視野が狭くなってしまう。
そのせいでトラブルから逃げたり、的外れな解決方法を取ってしまう人が多い。
客観視する力を手に入れれば、仕事でも日常生活でも役に立つ。