【承認欲求】誰かに認められたいには悪いことなのか?
最近でもないけど、承認欲求という言葉が流行っている。
承認欲求は多かれ少なかれ誰でも持っているもので完全に手放すことは出来ない。
でも、あまりにも強い承認欲求は見栄に繋がって自分を滅ぼす事に繋がるから今回は承認欲求について解説していきたい。
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承認欲求は悪いものじゃない
承認欲求って聞くとマイナスなイメージが先行するけど、実際はそんなに悪いものじゃない。
というのも、「誰かに認められたい」「褒められたい」という感情がなければ努力することが出来ない。
モテたいとか「凄い」と言われたいというと不純とかゲスいと思うかもしれないけど、人間の欲望なんてそんなもの。
承認欲求が悪いものだと思われているのは、ブランド物や見栄や嘘で承認欲求を満たそうとするから。
一時的にそれで承認欲求を満たされても物によって得られた承認欲求で満足する事は無い。
承認欲求の強さは個性だと思って、その個性をどう使えば自分が幸せになるかを考えた方がいい。
自己肯定感を上げる
自己肯定感が高ければ、承認欲求を抑える事が出来る。
承認欲求は「自分に自信がないから」生まれるもの。
自分で自分の事を認めてあげることが出来ないから他人に認めてもらいたいと思ってしまう。
自分のやっている事が他人から褒めてもらいたいだけの行為なら、自己肯定感は一生上がらない。
他者を見下してしまう
承認欲求が強い人は他人を見下す癖がある。
他人をバカにすれば、自分は努力をしなくても簡単に上に立ったと思うことが出来る。
他人を攻撃する事で、自分の方が賢いアピールをする事で簡単に承認欲求を満たすことが出来てしまう。
そんな事をしていれば、努力する事、自分の成長の機会を失う。
結局、自分の力では何も出来ず、人生が詰みの状態になる終わりの始まりというやつになる。
上には上がいる
他者から評価されて承認欲求が満たされたとしても上には上がいる。
ブランド物、高級車、仕事だったとしても、自分より優秀で結果を出して良い物を持っている人間なんて山ほどいる。
承認欲求を満たそうとするのは一生終わらない戦いに身を投じることになる。
自分はこれでいい、これが好きだというのが明確にならなければ承認欲求はブクブク太っていく。
SNSをやめる
SNSは人生の楽しいところの切り抜きでしかないから羨ましく見えるのは当然。
誰かの幸せの切り抜きを見ているから、自分は不幸だ、自分は満たされてないと錯覚してしまう。
SNSに上げればいいねを貰えて承認欲求が満たされるという人もいる。
でも、実際は相手はいいねを返して欲しいと思ってあなたの投稿にいいねを押しているだけの「義務いいね」でしかない。
僕の性格が終わってるのかもしれないけど、心の底から悔しいと思えば、いいねなんて押さずに黙ってスワイプする。
SNSは終わらない承認欲求の罠で企業が広告を見せるだけのツールだと割り切った方がいい。
満たしたければ仕事を頑張れ
承認欲求を手軽に満たしたければ仕事を頑張って欲しい。
仕事で承認欲求なんか満たされないと思うならそれは間違い。
仕事っていうのは誰かの役に立っているからこそお金が貰えている。
それが、直に消費者なのか、会社内の上司や社長なのかは分からないけど、仕事は間違いなく誰かの役に立っている。
よく愚痴を言いながら仕事をしている人がいるけど、仕事で頼りにされて承認欲求が満たされているんだと思う。
お金が貰えるのは感謝の印。
等身大で生きる
承認欲求を満たす為に嘘をついても、嘘には限界がいつか来る。
収入以上の生活をしていれば限界が来るし、バレないような嘘であっても証明が出来なければ怪しまれる。
ちなみに僕の知り合いに1000万する車を買ったと言っていた人がいたけど、実際は軽トラに乗っていて、SNSに上げていた画像はネットから拾ってきたものだった。
承認欲求が強い人は憧れの人物がいたり、こうなりたいと理想のモデルがいることが多い。
それを原動力に行動できるなら承認欲求をプラスの方面に使えているから大丈夫。
しかし、その承認欲求を見栄や嘘、他人を見下す人がいるのも事実。
認めなくない事を認めれば楽になれる
年収が300万円なら300万円なり生活をしてその中で幸せを見つければいい。
SNSのせいで豪華な暮らしをしている人ばっかだと思いがちだけど、そんな人達は現実の5パーセントくらいしかない。
みんな、お金以外にも人間関係や健康、メンタル様々な悩みを抱えながら生きている。
むしろ、お金がないという悩みにはお金を稼ぐ、節約するみたいな明確な解決策があって楽なのかもしれない。
1人で楽しむ趣味を見つける
他人からの評価で承認欲求を得ようとする人は、1人で楽しむ事が出来る趣味があれば承認欲求が弱くなる。
一人の時間を楽しめない人ほど、常に友達といる事に価値があると思って、誰かといない人は無価値だと思っている。
だから他人に依存しやすいし、他人から認められる事に価値があると信じ込んでしまう。
解決策は1人で楽しむ趣味を見つけること。
出来れば、成長を感じれるような趣味の方がいい。
映画とかアニメ、消費するような受動的な趣味は飽きたり、食傷気味になってつまらないと感じるようになる。
出来ないことが出来るようになったと成長を感じれば自己肯定感も上がるし、一人の時間が楽しければ遊ぶ友達も選別するようになる。
人から嫌われる
承認欲求が強い人は人から嫌われる事を過剰に恐れている。
わざと人から嫌われろと言う訳じゃないけど、嫌な人間からまで好かれるように対応しなくてもいい。
万人から好かれるような人間なんていない訳で、自分だって誰かのことが嫌いなんだから、自分だって誰かに嫌われていると思って生きていた方が楽。
誰かに嫌われた事が無いから嫌われるという事に恐れを感じてしまう。
人間は慣れる生き物だから、人から嫌われる事にも慣れる。
全員に嫌われて、残った人物と一緒に思い出を作った方が楽しい。