【お金とは何か?】高卒工場勤務のお金についての考え方

お金を貯めることが出来ない人って、そもそもお金という物質に対しての認識が歪んでるんじゃないかなと思った。
お金は物と交換する物だろ、何言ってんの?と思うかもしれないけど、その認識だといつまで経ってもお金は貯まらない。
お金という物の捉え方が変われば、お金を貯めることが出来るかもしれない。
僕の経験とか本に書いてあった内容を参考にお金という物の捉え方を紹介していきたい。
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そもそもお金があっても幸せにはなれない

そもそも、僕はお金持ちじゃないし9年間働いてやっと500万貯めたレベル。
でも、僕のおじいちゃんはお金持ちだった。
どのくらいお金持ちかと言うと、自分達の一軒家と土地を一括購入して、更に長男夫婦に家をプレゼントするレベルではお金持ちだった。
そんな勝ち組のように見えた祖父だったけど、当時の話を聞いてみると、実はそんなに幸せじゃなかったと思う。
稼ぎが良い分、骨董品に手を出してお金はカツカツだったらしいし、遺産相続で揉めるし、泥棒にも狙われた。
ちなみに真実は定かでは無いけど、この時の泥棒というのが身内の犯行で、それを庇って警察には被害届を出さなかったらしい。
果たして、これって最高の幸せだったのだろうか。
僕は少なくとも、身内で気が置けない関係はキツい
お金が無い状態は間違いなく不幸だけど、お金を持ってる事によって訪れる不幸だってあるはず。
最近では闇バイトの標的にされたり、詐欺のカモにされたりお金関係のトラブルなんていくらでもある。
おじいちゃんの経験があったからこそ、お金が全てじゃないと僕は言い切れる。
前置きが長くなったけど、次からはお金という物の捉え方を紹介していく

お金は魔法の杖

何かの本に書いてあったんだけど、僕はお金は魔法の杖という考え方が好き。
例えば、もしお金という物が存在しなかった場合、僕が鶏肉を食べたいと思っても、鶏を育てる所から始めなきゃいけない。
育て方も分からなければ、加工の仕方も分からない、どう考えても無理。
でも、お金があればそれが一瞬で叶ってしまう。
お金は不可能を可能にしてしまう、まるで魔法の杖みたいなんだ。
自分で1からMacBookを作れるか?ドラム式洗濯機を作る事が出来るか?
お金を払えば自分では作れないような料理を作ってくれて、医者に行けば病気を治してもらえる。
それがお金があれば全部叶ってしまうから、お金は魔法の杖と思ってもいい。
時間と労働力を保管した物

この世で万人に与えられた平等な物こそが時間なんだ。
誰だって1日は24時間で、お金持ちほど時間の重要性を理解している。
そして、この時間を唯一保管できる方法がある。
それがお金を貯める事なんだ。
なんで僕らが働いているかと言ったら、お金の為に働いている。
そしてその対価として貰っているのがお金だ。
こう考えればお金は「自分の時間と労働力を保管した物」と考える事が出来る。
嫌な労働と自由な時間を凝縮した物がお金と考えれば、お金を雑に扱っていいはずがない。
お金を産む金の卵

貧乏な人ほど、お金は贅沢をするために使うものと考えている人が多い。
お金は、お金を産む金の卵にする事だって出来るんだ。
実際、僕もNISAを3年間くらい運用して60万くらいはお金が働いて生み出した貯金なんだ。
月収20万程度の僕からすれば、こんなありがたい話は無い。
もっとお金持ちになれば時計を身に付けてるだけで何百万も儲かったりしてる。
お金を生み出さない物にお金を払い続けている限りは、一生お金に困る生活をする事になる。
1000円で出来る最高の贅沢は何?

1000円で出来る最高の贅沢って人によって違うと思う。
僕なら、サウナ、丸亀の明太釜玉にご飯、夜勤前の朝ラー、スタバのコーヒーとキュッシュを食べる…
今から自分が買おうとしてるモノ、体験はこれ以上になれるかを考えてほしい。
もちろん1000円で出来る贅沢は人によって違うと思う。
ただ、僕は5000円の服を買うくらいならサウナに5回行った方が満足度が高い。
だから僕は服は買わない。
価値観がゴリゴリに固まる原因にではあるけど、1000円から得られる最大の幸福度と、今からやろうとしてる事は常に比較した方がいい。
そうすれば無駄遣いをせずに、お金という価値を最大限引き出す事が出来る。

身に余る金は猛毒

貧乏な人ほど、宝くじで3億円当たれば幸せという事を言ってる。
実際はどうなるかなんて人によるんだろうけど、統計的には宝くじで当たった人間は不幸になっている確率が高い。
これが何故かと言うと、人間は自分で稼いだお金じゃないと上手く使えない。
子どもに1万円渡してみれば、多分うまい棒1000本買ってきて終わり。
中高生に10万円渡せば、金銭感覚がバグってお金のありがたみが分からなくなる。
大人だって同じで自分の身の丈以上のお金を使う能力や度胸なんて持ち合わせてないんだ。
僕も3億当たれば、その1億を使って家を建てても良いんじゃないか思ってしまう。
そういう小さな気の緩みが大きな認知の歪みを生んでしまう。
3億円というお金を上手に使うには、段階を踏んでお金を貯めていかないと破滅する。
お金はかけがえのないものでは無い

僕の好きなアニメのセリフなんだけど、大人になるとさらに染みる。
子どもや家族、友人、パートナーなんかはかけがえないの存在で他の何かで代替できるものじゃない。
でも、お金は全ての代わりになって、かけがえの無いものでは無いから、何かに交換しないと価値がない。
忘れがちではあるけど、お金は何かに交換出来ないなら価値は無い。
ただ貯めんでいたり、お金では手に入らない物を蔑ろにしそうな時に思い出したい台詞だと僕は思っている。
多分、DIE WITH ZEROで言っていた事と同じだと思う。

持っているだけで精神的余裕を生む

上でお金は物に交換しなきゃ意味が無いかと言ったけど、お金は持っているだけで自分の精神の余裕を生む。
そして、この余裕はさらにお金を生む。
お金があるから、いつでも会社を辞めれる精神で働く事が出来る。
結果的にストレスフリーで浪費もしなければ、長い事働くことも出来るし、その余裕から昇進する可能性すらある。
実際、前の上司は働かなくても良いくらいお金はあるけど、ストレスフリーで金が稼げるから働いていると言っていた。
お金が無い時ほど、情報商材、ギャンブル、信用取引、FX、バイナリーオプション、一発逆転に賭けたがる。
当然、失うものが少なければハイリターンを期待して行動を取ってしまう。
お金を堅実に貯めてきた人間は上手い話はないと心の底で分かってるから、手を出さない。
自分の頭がしっかり回るくらいのお金は現金で取っておいた方がいい。
感謝の証

お金は誰かの役に立っているから貰えている感謝の印なんだ。
ピンと来ない人もいるかもしれないけど、人の役にたっている程お金を貰っている。
ユニクロの社長なんかは超お金持ちだ。
ユニクロに助けられた人間がこの世に何人いるか考えれば明確。
ドラマなんかのせいでお金持ち=悪人みたいな風潮がある。
でも実際は自分の収入の半分以上も納税してくれて、お金が無い人達を助けてくれている。
僕らみたいな従業員だって間接的にはお客様や上司、社長の役に立っているからお金を貰えている。
お金は感謝の印という事を頭に入れて置いて欲しい。