【節約術】 物欲の抑え方
最近は、物価高で商品やサービスの値段が高くなってしまい、以前までは気にせず買えたものが買えなくなったりした。
欲しい物が買えないからストレスが貯まってしまって、その我慢がいつか爆発して散財をしてしまう。
今回はストレスを溜めずに物欲を抑える方法を紹介するから人生のヒントにしてもらえたら嬉しい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
欲しいものリスト
新しく物が欲しくなったらスマホのメモ帳でも良いから欲しい物を書いてみてほしい
書いた物が1か月後に欲しかったら買えばいい。
買い物は自分の思い通りにできる物だからストレス発散の捌け口になりやすい。
物欲は時間が経つと消えるものだから、時間を置いて冷静に考えると物欲が収まる事が多い。
僕も何となくキャンプチェアが欲しいなと思ってAmazonの買い物カゴに入れていた。
しかし、よく考えてみたら外に出るのが嫌いなタイプなのにキャンプチェアなんていらないだろうと思った。
頭を冷やして冷静になって考えれば自分にとって必要のない物の方が多い。
買い物で幸福感が得られるのは、好きな物を買えるというコントロール感にある。
一度カゴに入れた後に、冷静になって商品を棚に戻すのと同じで、自分の意志で選ぶという事はそれだけストレス発散や快感になる。
買い物して浪費する事がストレス発散になっているのではなく、自分の意志で選ぶという事がストレス発散になっている。
商品のダメな所を見つける
欲しいものがあった時にはネットのレビューや評価を検索して商品の悪い所を探してみてほしい。
例えば、新しい服が欲しいなら洗濯が面倒くさいとか、合わせる服がない、流行だから1シーズンしか着ることが出来ない。
徹底的にを粗探しをしていれば物欲を抑える事が出来る。
逆に悪い所が見つけられないような物なら買って後悔する事はないという事。
物欲は恋愛と同じで付き合う前が1番楽しいみたいな感じがあるから買う前とか買った直後が1番楽しい。
最終的にどうするか考える
物を買う時にその商品使っている所を想像する人は多い。
オシャレな服を買って着ている自分を想像したり、いいパソコンを買ってバリバリ仕事をしている姿を想像したりする。
でも、物である以上は寿命がある。一生着れる服は無いし、一生使えるパソコンも存在しない。
という事は物を買う時に最終的にどうするかを決める事は大事になってくる。
服なら捨てるのか、飽きたら売るのか最終的に買ったものはどうするかを考えてほしいし、捨てることにもお金や手間がかかると考えてほしい。
広告を見ない
スマホやテレビが普及している時に広告を見ないなんて無理だと思うけど、極端な話、知らない物は欲しくならない。
世の中には期間限定スイーツとか数量限定スニーカーみたいな限定商品をアピールする広告がある。
そういう広告を見てしまうと買わなきゃ損だと思ってしまい、欲しくもないのに買ってしまう。
こう思うのは人間なら仕方のない事だから、いっそのこと広告を見なければいい。
広告を見なければ物欲は刺激されないし、そもそも欲しい物が湧いてこない。
インスタとかのSNS自体にお金は掛からないけど、広告やインフルエンサーの投稿から物欲とか食欲を刺激されてしまって、どんどんお金を取られてしまう。
SNSの広告とかは見るのをやめれば物欲が湧いてこないからストレスなく生活することが出来る。
ミニマリストになる
ミニマリストって何も無い部屋で寂しくスマホをイジっている人なのかと思っている人がいるけど実際は違う。
物を減らすことによって手にするメリットを考えれば物が欲しいと思うことは無いから自然と物欲は無くなってくる。
所有物が少ないと家がピカピカでキレイになる。
部屋に棚があると棚その物にホコリが溜まるし、その棚に置いてある物にもホコリは溜まる悪循環が生まれる。
そもそも棚がなければ掃除をしなくていい環境になるし、掃除も簡単になるから普段掃除する時間が浮く。
さらにホコリとかは鼻炎とか喘息みたいなアレルギー反応を引き起こすことになるから健康を害することになる。
しかも、物を買わないという事は買い物をしないからお金を使わない、つまりお金は貯まりやすい。
物を減らすとお金、時間、健康この3つが簡単に手に入ってしまうんだから、物を増やすことは幸せでないという考えになって物欲は自然と減る。
ストレスを溜めない
ストレス発散するために物欲を満たしていたらお金がいくらあっても足りない。
物欲を満たすこと自体はストレスの根本的解決にはなっていないから、ストレスが溜まったら物欲を満たす、ストレスが溜まったら物欲を満たすの無限ループになってしまう。
しかも残念な事に人間は慣れる生き物だから段々と慣れていくから欲しい物のレベルが上がっていく。
例えばお酒とかは最初はビール1本だったのに2本になったり、お菓子も最初は100円だったのが200円、300円とグレードアップしてしまう。
ストレスを溜めない為にもコンセントを抜き差しする節約とかスーパーを何軒もハシゴするみたいな節約は労力に見合わないからやめた方がいい。
貯金する
物欲は残酷な物でお金がない人程強い。
お金がない人ほど豊かで良い暮らしに憧れてるから、お金を使って物欲を満たしている人が多い。
どうせ、お金が無いからと言って自暴自棄になってギャンブルで一発逆転を狙ったり、来月から貯金を頑張るご褒美にとブランド品を買ってしまう。
ある程度お金が貯まってくると人間の欲望は果てしないことに気付いてしまう。
最初は100万円の車が欲しかったから貯金していたのに100万貯まったら200万の車に憧れを持つようになる。
物欲を抑える為には、人間の欲望が満たされる事が無いと理解しないといけない。
そうしないと死ぬまで一生、本能に振り回されながら生きなければいけない。
忙しくする
アレも欲しい、コレも欲しいと物欲が止まらない人は暇な人が多い。
暇な人は仕事が終わって家に帰ったらスマホやテレビを見て広告に影響されて必要のないものを必要だと洗脳されて買ってしまう。
趣味や仕事に没頭している最中に急に服が欲しい、ゲームが欲しいとか感じる事は無いから、物欲が止まらない人は何か夢中になれる物を探した方がいい。
没頭や夢中は物欲をかき消してくれる
マーケティングを知る
企業がどうやって物を売ったりサービスを売るための戦略をマーケティングという。
このマーケティングを学ぶ事は普通の会社員には特に関係ないように思うけど、日本人全員学んだ方がいい。
理由は企業がどうやって商品やサービスを消費者に売ろうかを知る事が出来る。
特に「アップセル」「クロスセル」はよく体感する。
アップセルは今買おうとしている物よりワンランク上の物をオススメしてくることを言う。
家とか高いものを買う時に「一生に一度です。」「せっかくなら」みたいな言葉を使ってきて消費者もまんまと乗せられて、想像以上の出費をしてしまう。
クロスセルは物を買う時に「ご一緒にこれはどうですか?」とセット売りしてくる事を言う。
スニーカーとか新品で買うとスニーカーの掃除道具を毎回勧めてきたり、ハンバーガーを買ったらポテトを勧めてたりしてくる。
企業は慈善団体じゃないんだから消費者の財布を常に狙ってきている。
その為にもマーケティングを学んでいくと、いざと言う時に「これは売り手の戦略なんだ、騙されるものか」みたいに考えて物欲は抑える事が出来る。
物欲を抑える以外にもマーケティングを学ぶと企業の割高なサービスを回避したり、自分で商品やサービスを選ぶ目が養われるからオススメ。
本当に欲しいものを買う
最後になるけど本当に欲しいものを買う事を意識してほしい。
本当に自分が欲しいものを買わないと物欲がいつまで経っても満たされる事がないから妥協して安いものを買うくらいなら本当に欲しいものを買った方がいい。
その方が長期的に見て人生の満足度が高いし、結果的にお金も使わなくなる。