【余計なお世話】アドバイスが要らない理由
愚痴を聞かされている時に良かれと思って、アドバイスとか否定をしてしまう人がいる。
男にありがちだし、僕も解決策とかアドバイスを提示したくなる。
でも、他人へのアドバイスは必要ない事だから自分の為にも人にアドバイスする癖を無くしていきたい。
この記事の目次(クリックでジャンプ)
脳のタイプは2種類ある
脳のタイプには「問題解決脳」「共感脳」の2種類がある。
どっちにもメリット、デメリットはあるけど「問題解決脳」は男性に多くて「共感脳」は女性に多いと言われている。
職業で考えると経営者やフリーランスに男性が多いのも自分で意思決定をしたり、問題を解決しようとする所を見ると、男性に問題解決脳が多いのも納得する。
反対にサービス業みたいな、お客様の対応とか人の気持ちを汲み取るサービス業、福祉関係などの女性職場になりやすいから女性は共感脳が多いのも納得する。
「問題を解決する脳VS共感を求める脳」では根本的に合うことなんてないから男性と女性の多くはやっぱり分かり合えないと思う。
人の言う事は聞きたくない
誰しも経験あると思うけど、親から「勉強しなさい」と言われると途端にやる気が無くなるし、せっかくやろうと思ったの親に指示されたと思うと反抗したくなる生き物。
心の底では分かっているのに、なぜか相手には「こうした方がいいよ」「こうすれば上手くいくよ」とアドバイスしてしまう。
友達から「面白いから見てよ」って勧められる映画やアニメは最初からハードルを無意識に上げてしまって面白く感じなくなることも多い。
人間は自分の意思で動かないとストレスを感じてしまうし、どれだけ善意で相手の為を思って言ったとしてもその気持ちは相手にとっては鬱陶しいだけ。
相手の状況は全て見えていない
芸能人の不倫を大袈裟に叩く人がYahooニュースとか見ていると多くいる。
「この芸能人が不倫しました」という一方的な事実だけで「最低」「人でなし」「パートナーが可哀想」みたいに言う人が多くいる。
しかしその芸能人の裏側を完全に知っている人なんているはずがない。
最初に不倫していたのは相手だったかもしれないし、DV、モラハラを受けていたかもしれないし、もしかしたらパートナーと合意の上だったかもしれない。
職場でもアイツは仕事が出来ない、金の貸し借りを平気でする、みたいに相手にレッテルを貼ってしまうのは自分の視野を狭くする行為。
こういうレッテルを貼る人は周りからも「他人を勝手に評価して何様だと」言われているかもしれない。
自分の価値観に合わないものを全て否定するのは簡単だけど、イージーモードで人生を送っていると越えられない壁にぶつかった時に辛い思いをする。
受け身ではどうせ耳に入らない
相手にアドバイスや指示をしても相手も自分が正しいと思っているからアドバイスは右から左へ聞き流している。
相手の良くない所を指摘しても相手が受け身の時点で、現状を改善しようとする気はないから言うだけ無駄になる。
学校の授業はつまらないから学生時代に勉強したことなんて覚えてないの同じだと思っている。
言う方も言われる方もアドバイスは疲れるから最初からしないでアドバイスを求められた時にだけすればいい。
相手からのアドバイスは相手の事情でしてくる
アドバイスや指摘を「あなたの為だから」という人がいるけど100%善意で言ってくる人はいない。
アドバイスしたがりの人は自分は頭がいい、仕事が出来るアピールだったりする事がほとんど。
あとは「人に任せて仕事で楽したい」「自分の指導力を上げるため」みたいに自分の事情だけじゃなくて相手の事情が関わっている。
アドバイスしても得するのは相手
仕事を覚える気がない人とかに一生懸命教えても相手は覚える気は無いし、覚えたとしても出来るようになる事が増えるのは相手だから得するのは相手になる。
自分が指導力を上げる為とか、仕事を効率するために教えるならアドバイスをした方が良いけど、イライラしてストレスを溜めるくらいならその相手は無視した方がいい。
長い目で見れば無視される人間の方が損するし、嫌いな相手ならその方がダメージが大きいと思っている。
アドバイスは聞く必要は無いのか
ここまで書いているとアドバイスは言う必要も無いしアドバイスを聞く必要もないように書いてきた。
だからと言って他人からのアドバイスを全く聞かないのは自分の視野と価値観を狭めてしまうから自分の成長の機会を逃すことになる。
自分を客観視するのは難しいから貰ったアドバイスは貴重な意見として素直に受け入れた方がいい。
そして人からもらったアドバイスは鵜呑みするんじゃなくて参考にして使える所と使えない所を自分で選別して自分の頭で考えるようにすれば自分の成長速度は速くなる。
まとめ
アドバイスは言い方を悪くすると相手を否定することになる。
自分に自信がない人が相手を否定する事によって簡単に優越感を感じたいだけかもしれない。
それは自分にも言えることだから自分の自信のなさを他人を否定する事によって誤魔化すのは良くない。
アドバイスや言いたいことを我慢する事も自己管理の1つだと思ってアドバイスは封印した方がいい。